踵骨下滑液包炎(しょうこつかかつえきほうえん)(踵の痛み)74歳女性

踵骨下滑液包炎(踵の痛み)74歳女性

施術

灸治療とクッション性の良いパットを使い過ごしてもらう

結果

1週間後にはまったく痛みがなくなった

詳細

「踵が痛くて足が着けません」

つま先立ちで歩きながら治療室に入ってこられました。

「何か痛みの思い当たる原因ってありますか?」と私。

「いえ~ 特に何もした覚えはありません」と患者さん。

踵の痛む場所を確認すると、踵の裏側と内側・外側を押した時に痛みがあります。

「たくさん歩いたり、ずっと立っていたりしませんでしたか?」

「そういえば、一昨日子供が来て一日台所で立っていました」

やっぱり、そうですよね(^_^)

痛みの原因は、踵の裏側にある踵骨下滑液包という地面からの衝撃を和らげるクッションの役目をする袋に炎症を起こしている為です。

踵の薄い靴やサンダルを履いて長時間立っていたり、ランニングなどの衝撃で痛みを起こす事が多いように感じます。

当院では、灸治療とクッション性の良いパットを使い過ごしてもらう事で症状を改善させていきます。

今回の患者様も治療後は、「痛いけど踵を着いて歩けます~」と帰られ

一日おきで治療をして・・・一週間後にはまったく痛みがなくなりました。