変形性膝関節症(右膝)65歳女性

変形性膝関節症(右膝)65歳女性

施術

鍼灸治療と手技療法・関節矯正

結果

4回の施術で歩けるようになり、6回目の施術後から仕事に復帰

詳細

6年ほど前から右膝の痛みを感じていて、その時に整形外科で変形性膝関節症と言われたそうです。

その頃から正座はできなくなり、歩き始めが痛いなどの症状が出た時はシップや痛み止めを飲んで過ごしてきたそうです。

今回は1ヶ月前に庭の草取りを長時間行った後から右膝に痛みが強く出てきたそうです。

整形外科で2回水を抜いてもらい、痛み止めとシップを使って過ごしていたそうですが、痛くて歩けないので仕事も休み寝て過ごしていたそうです。

なかなか変わらず良くならないので、当院の事を思い出して来院されました。

施術室に入ってくる様子として、杖を使いなんとか歩けますが右足を床に着く時が痛そうでした。

初検として、右膝の曲げ伸ばしで痛く完全に伸び切らない・曲がり切らない状態で、全体的に腫れていて熱感もあります。

関節には水も溜まっていました。

お皿の上側と膝裏を押すと強い痛みがあります。

痛みと腫れを引かす目的で鍼灸治療、膝関節の動きを良くする目的で手技療法と関節矯正を行い、痛みが強いので毎日来院するよう伝えました。

2回の施術行った翌日(初診から4日後)来院時の状態としては、右膝を伸ばして寝る事が出来たようですが、まだ4時間おきに痛み止めを飲まないとつらいそうです。

5回目来院時(初診から6日後)には、「まだ膝は曲がらないけど、痛みが少しずつ和らいでいて、今朝は痛み止めを飲んでいない。」と話してくれました。

膝の腫れと熱感もだいぶ引き、杖なしで右足を着いて歩けています。

6回目来院時に「動けるようになってきたので、仕事に行ってみようと思うのですがどうでしょうか?」と相談されました。立ち仕事で歩く事もあるようで、まずは短い時間で様子をみた方が良いとお伝えしました。

7回目来院時に仕事をしてみた様子を聞いたところ、2時間だけ行き少し膝の外側に痛みがあったようですが悪化は見られませんでした。

15回(初診から22日)までは毎日来院してもらい、日常はだいぶ痛みなく過ごせるようになり仕事も復帰されています。

右膝の状態として、腫れは少し残っていますが、熱感はありません。

膝は曲がるようになってきていますが、しゃがむ事や正座はできません。

伸ばす事は問題なく左右差もなくなりました。

歩く時の痛みはありませんが、急に向きを変える時に痛みがあるようです。

その後は5ヶ月間、週に一回の来院を続け、膝の筋力も回復して旅行にも行けるようになり一旦終了となりました。

今回当院に来る前は、一ヶ月以上動くことが出来ず寝たきりでした。

痛み止めも服用しており、当院の施術のみで回復した訳ではありません。

しかし、この状態を変えたいと行動を起こしたことで、改善して動けるまでに回復しました。

いつまでも症状が変わらないのであれば、違った方法を試してみるのも良いと思います。