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上記のような症状で、膝痛を改善できすにお困りではないでしょうか?
当院では変形性膝関節症に対して、マッサージ・ストレッチ・関節矯正を組み合わせた手技療法、電気療法や鍼灸治療を行い症状の改善を図っています。
また、ご自身でトレーニング行っていただくことで痛みのコントロールと、膝関節の安定性を高めて変形が進行しないように指導も行っています。
膝の変形があっても痛みの軽減、可動域の改善は可能です!!
複数の病院、整骨院に通ってみたけど変形性膝関節症が快方に向かわないという方、人工関節置換術や再生医療に不安があるかたは是非一度当院にご相談ください。
変形性膝関節症は、膝の関節面にある軟骨の摩耗による減少や、膝の変形により関節に炎症が起きたり、骨膜に刺激が加わることで痛みを起こす病気です。
多くの場合は加齢による軟骨のすり減りや、過度の関節への負荷が原因で起こることが多く、膝に痛みが出てしまうと歩行困難などにより生活の質(ADL)を低下させてしまう加齢性(進行性)の疾患です。
主に中高年に多い病気で、放置すると加齢とともに軟骨が少しずつすり減っていき、中期・末期と変形が進行していくと、滑膜や軟骨にも障害がでてしまいます。
変形性膝関節症の初期症状は、動作開始時の違和感やこわばり・動かしにくさ、階段の昇り降りでの軽い痛みなどです。
このような症状や痛みやがでる場合は変形性膝関節症の初期症状を疑います。
変形性膝関節症はO脚ぎみの方に多く発症するので、初期には膝の内側に痛みや違和感を覚えます。
この痛みや違和感はしばらくすると治まることがありますが、放置していると徐々に症状は悪化し変形は進行していきます。
膝に変形があるから痛みが引かないという事はありません。膝の痛みを起こしている原因にアプローチすることで痛みの軽減やコントロールは可能です。
炎症や水が溜まっている箇所・腫れている部位にもよりますが、軽減または完全に腫れを引かす事は可能です。
膝の曲げ伸ばし制限や深く曲げられない症状に対して、変形の程度にもよりますが改善は可能です。
一般的には前太もも(大腿四頭筋)の筋肉を鍛えるトレーニングを行いますが、それだけでは足りないと感じています。
加えてその方に必要なトレーニングとストレッチを指導します。
痛みや腫れ・関節の動きが良くなることで日常動作が楽になります。軽い運動を再開される方もいます。
現在までの病歴や症状経過、またどのような動きで痛みが出るのかしっかりお聞きして、何が原因で膝痛が起きたのか?どの箇所で膝痛が起きているのか?を予想していきます。
視診・触診・理学検査を行い、加えて関節の動きや可動域を確認します。そこから膝の状態を把握し痛みを起こしている原因を特定します。必要に応じて骨盤や足関節の状態も確認します。
原因の特定ができたら、現在の膝の状態と痛みや変形を起こした原因と施術方針を伝えます。
鍼灸治療や手技療法で膝の痛みを取り除くと共に、膝関節の可動域を広げていきます。骨盤や足首など他の箇所も影響している場合には、加えて手技療法や関節矯正を行います。
日常生活での体や膝の使い方・ストレッチ・筋トレなど、痛みの原因と変形にあわせたセルフケアの指導を行います。そして、痛みの再発と変形の進行を予防していきます。
膝関節の大腿骨と脛骨(すねの骨)とが接する関節の表面には関節軟骨があり、その間に半月板と呼ばれるクッションの役割をする軟骨が存在しています。
半月板が年齢や膝の使い過ぎによってなくなってくると、今度は関節軟骨が直接当たりだすようになります。
関節軟骨には血管や神経が通っていない為、最初は痛みがありません。
しかし、その状態で膝を使い続けると今度は関節軟骨が摩耗してなくなってきます。
よく言われる「軟骨がすり減る」状態はこのことを指しています。
軟骨がすり減り関節のすき間が狭くなってくると、大腿骨と脛骨の骨同士が直接当たりだすようになります。
骨には神経が通っているので、骨同士が当たりだすと痛みを感じます。
そして、骨同士が当たり続けると骨が潰れて変形が始まります。膝の関節が変形してくると痛みも強く感じるようになります。
膝に負荷のかかる運動や体重増加など膝への負担のかけ方にもよりますが、年齢と共に関節軟骨はすり減りなくなってきます。関節軟骨がなくなると関節の変形が進行していきます。
一般的に太もも前の筋肉(大腿四頭筋)の低下が影響すると言われています。筋肉が落ちることで膝関節の安定性がなくなります。安定性がなくなり関節がルーズになることで軟骨がすり減り変形が進行していくためです。私は大腿四頭筋の筋力低下だけではなく、体幹や臀部の筋力低下も影響すると考えています。
骨格は遺伝することもある為に遺伝的素因も考えられます。子供の頃からO脚やX脚があると長年にかけ膝関節の内側や外側に荷重がかかり続ける為、変形を起こしやすくなります。
骨盤の前傾が強いとX脚、骨盤の後傾が強いとO脚になりやすい傾向があります。また、左右の骨盤の開きや傾きの違いが膝の捻じれに影響しており、その結果片側の膝だけ変形を起こす事があります。
片足に体重を乗せて立つ・背中を丸めて座るなどの姿勢を続けると骨盤は歪みます。骨盤の歪みは直接大腿骨の捻じれになって膝関節にも影響を与えます。 また、片足を組む癖や正座やあぐらをかく習慣、いつも片足で踏ん張るなど偏った体の使い方も膝の捻じれや軟骨のすり減りに影響を与えます。
膝の関節を曲げた状態で重みや捻じれが加わる為に痛みが起きます。
膝を曲げた状態で大腿四頭筋の収縮が起きる為、関節が潰される力が加わり痛みが起きます。
階段の上り下りには大腿四頭筋を主に使います。その為膝関節に潰される力が加わった状態で曲げ伸ばしされ痛みが起きます。特に階段や坂道の下りで強い痛みがでます。
変形が進行すると膝が完全に伸びなくなります。そうなると、あお向け寝で膝が伸びる力が加わり痛みを起こします。
膝以外の関節全般にも言える事ですが、膝関節の周りが冷えると痛みを起こします。
初期変形性膝関節症の病態としては、関節軟骨がすり減って膝関節を構成する大腿骨と脛骨のすき間が狭くなってきている状態です。
常に痛みがある訳ではなく、ある一定の動きや膝を使い過ぎた場合などに腫れや痛を発症しますが、しばらくすると症状は落ち着いてきます。
この段階で対策が取れていれば、変形の進行をある程度止めることが出来ると考えます。
変形性膝関節症の初期症状として多いのは動き始めの痛みです。
歩き始めに痛みを感じますが、しばらく歩いていると痛みはなくなります。
少し動かすと膝周りの筋肉や靭帯が緩み、関節への負担が減る為と考えています。
階段の上り下りでは、平らな場所の歩行と比べて膝を曲げなければいけません。
その為、膝の可動域が狭くなってくる初期の変形性膝関節症で痛みを感じやすくなります。
特に階段の下りは、片足に掛かる負担が大きい為に痛みが強くなります。
膝関節の痛みや腫れに対して鍼灸治療を行います。加えて膝関節の可動域を広げ、動きを良くする手技療法を行います。
骨盤や足首が変形性膝関節症に影響している場合には、その部分にも手技療法を行います。
中期変形性膝関節症の病態としては、初期より関節軟骨がさらにすり減り関節の縁から骨棘が出てきている状態です。
外見上も膝の内側や外側の骨棘部分が盛り上がって見えるようになります。
膝の曲げ伸ばしを伴う動作での痛みが増し、膝の可動域も狭まってくる為しゃがむ動作や正座が出来なくなってきます。
この段階であっても、施術により痛みの軽減や可動域が改善は見込めます。
変形性膝関節症の中期になると、すべての動作で痛みを感じるようになります。
日常の歩行でも痛みを感じるようになり、坂道などの傾斜がある場合には特に痛みが強くなります。また、階段の上り下りは痛みの為に難しくなってきます。
膝が腫れるとは、炎症を起こして関節液が溜まっている状態です。
歩行や階段の上り下り・膝の屈伸などで負担がかかると、関節軟骨同士が当たることで炎症を起こして腫れが出ます。
膝の腫れがなかなか引かない・引いてもすぐにまた溜まる状態であっても、関節軟骨同士の当たる力を施術で緩めることで腫れが出ない状態を維持できます。
正常な膝をいっぱいまで曲げた角度(膝屈曲可動域)は130°と言われています。
中期の変形性膝関節症は何度まで曲がるなどの明確な基準はありませんが、50~90°位しか曲がらない方が多いように感じます。
膝がしっかり曲がらないのでしゃがむ動作が大変になり、正座は出来なくなります。
また、自転車を漕ぐ事にも支障が出てきます。
膝内側の軟骨がすり減りなくなってくるとO脚、膝外側の軟骨がすり減りなくなってくるとX脚に膝が変形してきます。
膝変形のほとんどがO脚で、膝内側の関節軟骨が無くなり変形が進行していきます。
膝のO脚が進行してくると、脛骨(すねの骨)の内側にも過重がかかるようになります。
歩行の度に脛骨が内側に向かって折れるような力が加わる為、脛骨の骨が曲がってくることもあります。
膝関節の痛みや腫れに対して鍼灸治療を行います。
変形の為に偏った使い方で硬くなった筋肉を緩め、潰れてきた関節を広げる手技療法を行います。加えて膝関節の曲がりと動きを良くする手技療法を行います。
骨盤や足首が変形性膝関節症に影響している場合には、その部分にも手技療法を行います。
末期変形性膝関節症の病態としては、関節軟骨がなくなって大腿骨と脛骨の骨同士が直接ぶつかる為に激しい痛みを起こします。
関節がつぶれている為に見た目でも容易に変形を確認できます。
立つ・座る・歩くなどのすべての動作で痛みが起こる為、日常生活に支障が出てきます。
膝が伸び切らずに曲がった状態になると、膝を動かさずに寝ていても痛みがでるようになります。
椅子やベッドから立ち上がろうとして、膝に体重がかかると痛みがでます。
補助の手すりなどを使うと、膝への負担を減らすことが出来ます。
床に座った姿勢や寝た状態から立ち上がることは難しくなってきます。
平らな場所での歩行も痛みが出るようになり、長い距離を歩くことが出来なくなります。
杖や歩行器を使うことで膝への負担を減らすことが出来ます。
末期の変形性膝関節症では痛みが強く、動くこと自体に支障がでてきます。
動けない事で、足の筋力低下と膝関節の動きも悪くなります。そうなるとさらに動くことが苦痛になり、寝たきりの生活になってしまうこともあります。
末期の変形性膝関節症になると、変形の程度にもよりますが鍼灸治療を行っても痛みの改善が難しいことがあります。
また、膝の動きや関節可動域に関しても同様に、手技療法を行い維持や改善が出来る場合もあれば難しい場合もあります。
日常生活や仕事・スポーツで膝に負担がかかる使い方をしている可能性があります。使い方を見直して変えることができれば変形予防に繋がります。
変形性膝関節症の多くは膝の内側がつぶれてO脚が進行するように変形していきます。O脚の改善は簡単ではありません。しかし、遺伝的な要因を除いて骨の変形や関節軟骨が無くなる前であれば改善は見込める場合があります。
股関節周りや膝関節周りの筋肉が硬いことで、膝関節の捻じれや関節軟骨のすり減りに影響を与えます。また、O脚や膝の変形があると筋肉の使い方が偏って硬くなります。
大腿四頭筋(太もも前の筋肉)のトレーニングは、変形の予防方法として一般的によく言われます。
大腿四頭筋を鍛える事で膝が安定しますが、筋肉が付いて膝周りの柔軟性が低下すると痛みが増すことがあり注意が必要です。
正座が膝変形に与える影響は少ないと考えますが、あぐらや体育座りは骨盤を介して膝に悪い影響を与えます。骨盤が開き大腿骨が捻じれると、大腿骨と脛骨で構成される膝関節も捻じれてO脚になっていきます。
片側の膝だけ変形がある方がいますが、その場合には片足に重心をかけて生活をしている可能性があります。立っている時は両足均等に重心をかけることが大切です。
正座はしても良いですか?
なるべく正座はしないようお伝えしています。どうしても正座をしないといけない場合などは短時間にして下さい。
膝のサポーターをしても良いですか?
変形性膝関節症に対して保護や保温目的が目的で、締め付けが緩いサポーターは良いと思います。圧迫や固定力の強いサポーターは筋力が落ちる可能性がある為、用途により使い分け常に装着しないようお伝えしています。
膝が痛い場合に冷やした方が良いですか?温めた方が良いですか?
急性の痛みは冷やす・慢性の痛みは温めるように言われてきましたが、急性期であっても冷やして炎症を抑えないという考え方に変わってきています。また、膝関節は冷えると痛みが増します。急性期はそのまま・慢性期は温めるようお伝えしています。
シップはしても良いですか?
シップを貼って痛みの軽減を感じるのならよいと思います。冷やすシップは痛みが増すことがある為お勧めしていません。
膝関節には水が溜まるのはなぜですか?
膝が痛み炎症が起きると、その炎症を抑える為に水(関節液)が滑膜から放出されます。水がたまるというのは、膝の関節包内に関節液が多くなった状態です。
膝関節の水を抜くと癖になりますか?
癖にはなりません。水を抜いてもまた溜まるのは炎症が治まっていない為です。
膝関節の水を抜いてもいいですか?
膝に水が溜まりパンパンになって痛むような場合には、水を抜いてもらう方が良い場合もあります。水が溜まっていても、施術を行い炎症が治まれば水は吸収されてなくなってきます。
膝の変形は治りますか?
膝の軟骨がなくなり変形した膝を元に戻すことは出来ません。変形で曲がった膝を真っすぐにするには手術が必要です。
すり減った関節軟骨は元に戻りますか?
膝の関節軟骨には血行がないため、すり減った軟骨の自然回復は望めません。
変形性膝関節症の痛みは取れますか?
変形をして痛みが出ていても、痛みの軽減又は除去は可能です。
膝の手術が必要な場合には医療機関を紹介してもらえますか?
患者様と相談し、その方に合った医療機関を紹介します。