首周りを緩める鍼灸治療と顎の位置を整える手技療法
2回の施術で痛みが落ち着き、4回で口を開けた際の音が小さくなる
約1か月前から、特に明らかな原因なく両側の顎に痛みが出現した患者様です。
もともと患者様のお母様が当院に来院されており、娘さんの顎の痛みについてご相談を受けたことをきっかけに来院されました。
症状としては、起床直後の痛みが強く、食事中の物を噛む時に痛みが増悪するとのことです。
また、右顎と比較して左顎の痛みが強いそうです。さらに、口を開ける際に両側の顎で「パキッ」という音が生じ、左顎は触っても痛みがあるようです。
加えて、以前から後頚部痛があり、肩こりも自覚されているとのことでした。
座っている姿勢を見ると、巻き肩でストレートネックです。
顎の状態を確認すると、左顎関節に圧痛があり、開口時に両顎でクリックがあります。
ストレートネックなどの姿勢が顎の痛みに影響を与えている事を説明し、痛みを改善する為の鍼灸治療と、ストレートネックや顎の関節を正しい位置に戻していくように手技療法を行いました。
加えて床にあぐらで座らないように伝え、イスでの正しい座り方を指導しました。
2回目来院時(初診から10日後):前回施術後、顎の痛みは少し良いような気もするが、あまり変わらないようです。
3回目(16日後):顎の痛みがだいぶ落ち着いてきたようで、食事中も痛みがなく食べられるようになったそうです。
一方で、口を開けた際の「パキッ」という音は変わらず続いています。
4回目(23日後):顎の痛みはなく過ごせています。
しかし、あくびをした時や食事中などに、やはり「パキッ」という音が鳴り、それが気になるようです。
施術を継続して顎関節が正しい位置へ戻ってくることで、音も徐々に鳴らなくなっていくことをお伝えしました。
5回目(30日後):口を開けた際の「パキッ」という音は、左顎では聞かれなくなり、右顎についても小さくなってきているそうです。
また、最近は肩こりも気にならず、首の痛みも感じていないようです。
顎の痛みで日常生活に支障が出てお困りの方は多く、なかなか改善せずに悩まれている方も少なくありません。
顎の痛みは、当院で施術を受けられた方から良い変化のお声をいただくことが多い症状の一つです。