血流を良くする鍼灸治療と体のバランスを考えた手技療法
2回の施術で目の奥の痛みがなくなり、4回で眼精疲労がなくなる
昨年、転勤で松本市に来られてから通勤が車になり、歩く機会が減ったことに加え、仕事もデスクワークで座っている時間が長くなり、首や肩のこりを感じることが増えてきたそうです。
約7か月前には左目の網膜剥離を発症し、手術を受けられました。その後、コンタクトレンズを外すと左右で距離感の違いを感じるようになり、目の疲れも感じるようになったとのことでした。
最近では眼精疲労が常にある状態で、夕方になると目が重く感じられ、頭痛も出るようになってきたそうです。
また、眼精疲労が強い日には、目の奥にズキッとした痛みを感じることもあり、「とにかく目がつらい」とのことでした。
お身体の状態を確認すると、背中が丸まり、首が前に出た姿勢(ストレートネック)がみられました。
こうした姿勢が、首や肩のこりだけでなく、眼精疲労にも影響している可能性があると考えました。
施術では、目の周囲や首・肩などへの鍼灸治療を行い、首や肩周辺の筋肉の緊張を緩め、身体のバランスを整えることを目的とした手技療法を行いました。
また、日常生活での負担を減らすため、正しい座り方や姿勢についてもお伝えしました。
2回目(初診から8日後)
前回の施術後、肩こりは少し楽になったそうですが、眼精疲労についてはまだスッキリしないとのことでした。
3回目(初診から15日後)
首や肩がだいぶ楽になり、肩をすくめる動作や首を左右に回す動作も行いやすくなったと話してくださいました。
また、目の奥がズキッと痛むことはなくなり、眼精疲労を感じる頻度も減ってきたとのことで、身体の変化を実感されている様子でした。
5回目(初診から43日後)
前回の施術から2週間ほど期間が空いていましたが、頭痛や眼精疲労は全くなかったとのことでした。
首や肩のこりも感じることなく、調子の良い状態を維持できているそうです。
その後も良い状態を維持することに加え、ストレートネックや猫背などの姿勢を改善していくため、定期的なメンテナンスで来院されています。
まとめ:今回のケースでは、デスクワークによる長時間の座位や運動不足に加え、姿勢の乱れなど、日常生活での身体への負担が首や肩のこり、眼精疲労につながっている可能性が考えられました。
眼精疲労については、鍼灸治療を取り入れることで症状の改善がみられるケースが多くあります。
また、症状が落ち着いた後も、目を酷使しすぎないことや、こまめに身体を動かすこと、ストレッチを行うこと、正しい姿勢を意識することなどが大切です。