鍼灸治療と手技療法
5回施術で左すねの痛みとしびれ軽減、4ヶ月ですべての症状なくなる
左臀部と左すねの痛みとしびれが強く、病院の理学療法士さんから当院の鍼灸を薦められて来院された患者様です。
初めて来院された時には、以下のような症状がありました。
当院に来院される約4ヶ月前から特に腰を痛めた覚えもなく症状が発症したようで、すぐに病院に掛かりMRI検査で腰椎椎間板にヘルニアの診断を受けています。
そして週1回リハビリを行い、神経痛に効く薬を処方されて服用しているそうです。
以前は歩いて通勤をしていましたが、今は歩けないので自転車を使っているとの事でした。
問診と理学検査から、坐骨神経痛の原因はヘルニアだけではなく脊柱管狭窄症からもきているが可能性があると説明をして、鍼灸治療と手技療法を行いました。
2回目来院時(初診1週間後)に前回からの様子を聞くと、少し痛みが引いた感じもあるが、立っているのは20分が限界で、左側を下にして寝ると左足にしびれが出るとの事でした。
3回目来院時(初診2週間後)には腰の痛みは感じなくなり、右足の痛みとしびれもまったく出なかったようです。
左臀部~左すねは変わらず15分位歩くとしびれるとの事でした。
5回目来院時(初診4週間後)の状態としては、左臀部や左すねのしびれが取れてきていた感じがするが、朝の左臀部痛はあるようです。
10回目来院時(初診2ヶ月後)は、左すねの痛みとしびれはだいぶなくなり、左臀部も朝に張る程度になりました。
歩行も問題なく30分出来るようになったそうです。
15回目来院時(初診3ヶ月後)は、痛みとしびれは全くでなくなり日常は気にならなくなりました。
50分休まず歩けるようになりましたが、2日連続で歩いたら左臀部に張りが出たそうです。
まだ、理学検査では神経圧迫が残っています。
19回目来院時(初診4ヶ月後)には、理学検査での神経圧迫もなくなりました。
病院でのMRI検査でも腰椎のヘルニアの出っ張りが半分くらいになっていたとの事でした。
趣味だったジョギングも再開され、2km走ることが出来たそうです。
初診から2年以上経った現在も身体のメンテナンスの為に来院されていますが、再発することなくマラソン大会にも出場されています。