足の指の痛みも足首や足底の痛みと同様に、足全体の形や骨の配列・筋腱の緊張などを見て治療をしていくことが重要です。
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足の親指が付け根から第二指の方に曲がってしまい、内側に骨が突き出た関節の変形を外反母趾といいます。
外反母趾になる原因は、偏平足や回内足などの足の形状に問題がある場合や、ヒール靴や幅の狭い靴を繰り返し履く事などが考えられます。
足のアーチや形状が問題なくても外反母趾の方はいて、やはり遺伝的な要素もあります。
外反母趾の変形を治してまっすぐに戻すには手術が必要です。しかし、痛みの軽減や痛みのコントロールは可能なことがあり、お灸が有効です。また、変形があってもテーピングやサポーターを使い上手に付き合っていくことも可能です。
種子骨とは筋肉や腱の中に形成される骨のことで、足の母趾球部分にも2つの種子骨があります。
走る・ジャンプなどの動作を繰り返し行い、種子骨に衝撃が加わり続けることで痛みを起こします。
ひどくなると種子骨部分が腫れてしまい、足を着いて歩けない方もいます。
種子骨障害に関係のある筋肉や腱を、電気治療・手技療法で緩めます。
そして、患部の衝撃を和らげるようクッションを当てます。
机や椅子に足の指をぶつけたり、裸足で運動中に捻ることで靭帯や関節を痛めます。
多くの場合は2~3週間で痛みが治まりますが、2ヶ月経っても腫れが引かないこともあります。
足の指は固定をすることが難しく、安静を保てないことも要因です。
電気治療で改善を図りますが、指の腫れや痛みにはお灸が有効です。また、必要に応じてテーピングを行います。