鍼灸治療
10日目には鎮痛薬も飲まずに過ごせるようになり、1ヶ月後には症状はほとんどなくなった。
皆さんの周りにも帯状疱疹をしてから、その後の神経痛に悩まされている方がいるのではないでしょうか?
帯状疱疹を発症してから、なるべく早く、鍼灸治療を始める事ができれば神経痛は改善する可能性があります!
今回の患者様も、最初に左の背中からおへその横にかけて痛みを感じて近所の内科に行かれたそうです。
その後に皮膚科へ行き 帯状疱疹の診断をうけました。
飲み薬と塗り薬を処方され、発疹は徐々に消えてきたけどピリピリ・チクチクした痛みがあるとの事でした。
発症してから18日後に当院に来院され下記の痛みをどうにかして欲しいと本当につらそうでした。
毎日、鍼灸治療に通ってもらい10日目には夜も眠れるようになり、鎮痛薬も飲まずに過ごせるようになりました。
まだ、おへその左側にピリピリする感じがする時がありその後も週に2回程を継続してもらいました。
治療を始めて一カ月後にはつらかった症状はほとんどなくなり「本当に楽になった」と話してくれました。
帯状疱疹を発症しても、ほとんどの方は問題なく治るかもしれません。
しかし、今回の患者様のようになかなか良くならずに悩んでいる方も多くいます。
湿疹は時間が経つときれいな皮膚に戻りますが、神経痛は残ってしまうことがあります。
そして、湿疹があるうちに治療を開始できれば神経痛が残らずに改善できる可能性が高くなります。
なかなか最初から鍼灸治療をする方は少ないのですが、帯状疱疹になったら鍼灸治療!思い出して下さい!!