当院に来院される患者様で、身体の状態を詳しく聞いていくと「頭痛もある」という患者様は非常に多くいます。そして、どのような時に頭痛が出るのでるのかを聞くと
など、頭痛の出るタイミングや訴えもさまざまです。
多くの方は、頭痛が出ると頭痛薬を服用して痛みを抑えやり過ごしているようです。
しかし、できれば薬には頼りたくない!と皆さん思っているはずです。
頭痛が起きるのには原因があります。その原因に対してアプローチをすることで変化が出てきます。
当院で頭痛治療を行った場合に、一部の片頭痛を除きほとんどの頭痛に改善がみられています。
スマホは横にスライド出来ます⇒
首肩周りの筋肉が緊張して硬くなりと血流が悪くなります。
そうして首の付け根の筋肉も硬くなる事によって起こる頭痛が緊張型頭痛です。
生活環境の変化で首肩周りの痛みやコリを感じる方が増えている為、緊張型頭痛は起こりやすくなっています。
緊張型頭痛の起きる原因としては、
などが挙げられます。
緊張型頭痛は施術をすることで早期に改善がみられますが、日常の身体の使い方や生活習慣も見直していく必要があります。同時に行っていくことで、頭痛を繰り返さない身体に変わっていきます。
首肩まわりの筋肉の緊張や硬結を鍼灸治療で緩めます。そして、頭や肩の位置を正常に近づけて筋肉の緊張が起きないように変えていく為の手技療法を行います。
頭の左右どちらか片方がズキズキ波打つように痛みがでます。
女性に多く、疲労やホルモンバランス・睡眠不足・飲酒などの原因で、頭部の血管が拡張して炎症が起きるとその周りの神経が刺激されて片頭痛が起きると言われています。
首まわりの血流が良くなると頭痛が出ることもある為、緊張型頭痛とは施術方法も異なります。
肩周りの筋硬結と首周囲の神経の圧迫の改善を目的に鍼灸治療を行います。日常生活に問題があり片頭痛に影響を与える場合、それらを改善していく事も必要です。
交通事故による首の痛み(むち打ち)に合併して頭痛が出ることがあります。
その原因として、むち打ちにより筋肉や神経を痛めた事により首が動かせなくなり、血流が悪くなる為に頭痛が起こると考えられます。
また、事故の衝撃で頭部の血管が拡張して炎症を起こし、頭痛がでる事も考えられます。
どちらの原因による頭痛でも施術を行うことで改善がみられます。
電気治療や温熱療法に加えて手技療法を行います。なかなか改善が見られない場合には、鍼灸治療を加えて行います。
※もう一つ交通事故後の頭痛として気を付けなければいけないのが、脳脊髄液減少症です。
脳脊髄液減少症とは、交通事故やスポーツ外傷により脳内に強い圧力がかかり、脳脊髄液が漏れてしまう病気です。
その症状の一つとして起立性頭痛(起き上がると頭痛がでる)がみられることがあります。
曇りや雨の日、雨が降りだす前などに頭痛を発症する方がいます。
曇りや雨のような天気の時は気圧が下がっている事が多く、その影響で身体を巡る血流が悪くなり脳への酸素少なくなり頭痛が出るのではないかと私は考えます。
その為、血圧が低い人や貧血気味の人の方が天気による影響を受けやすいように感じます。
身体の血流を良くするように考えて鍼灸治療と手技療法を行います。治療と併用して、高気圧酸素カプセルも改善に有効です。