鍼治療に加え、筋肉から腱の問題や足関節の正しい位置を考えて手技療法
1ヶ月後にはコンクリートの上でランニングをすると違和感が残るものの、坂道ダッシュや、直線でのダッシュ、カーブを走っても痛みを感じないまでに回復。
陸上の北信越大会へ行く前日に足関節捻挫の痛みが、ぜんぜん引かないと、走高跳びをしている高校生が来院されました。
受傷から今までの経緯を聞くと約二ヶ月前の大会で走高跳の競技中踏み切る瞬間に、左足首に痛みが発症したそうです。
その後は、以前から通っていた整骨院で週三回ほど治療していたようです。
また、一週間前に総合病院でもレントゲンを撮り骨に問題はないと言われたようでインターネットで当院を探し来院されました。
初検時に問診、検査をしたところ走り高跳びの踏みきりで足に起きる特有の痛みが出ていました。
それに加えてアキレス腱にも負担がかかり痛みがありました。
鍼治療に加え、筋肉から腱の問題や足関節の正しい位置を考えて手技療法を行い一ヶ月間治療していきました。
現在は、コンクリートの上でランニングをすると違和感が残りますが、坂道ダッシュや、直線でのダッシュ、カーブを走っても痛みを感じないまでに回復しています。
「捻挫をしたことはありますが、そのままほっておいて自然に治しました」とよく聞きますが、受傷直後の処置がきちんとできていなかった為に捻挫を繰り返す足になってしまったり30歳代で変形性の足関節症になっている方もいます。
また、捻って痛みが出たとしても靭帯の問題でないこともあります。
など
そして、靭帯の問題であったとしてもどの靭帯を、どの程度痛めているかによって治療期間、固定方法、テーピング方法、治療方法も変わってきます。
ただの捻挫だとは思わずに、痛めたらしっかり治療をしましょう!