電気治療と灸治療に加えマッサージストレッチ
1週間後には歩いている時、仕事が終わった後の痛みはほとんど気にならなくなった。
有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)?
それは、なんですか?
そんな声が聞こえてきそうなくらいマニアックな症例に思うかもしれません。
しかし、外脛骨という骨の痛みで悩んでいる方は意外に多いんです。
外脛骨は足の内くるぶしの前下方にある骨なのですが、その骨の周りに痛みが出ることがあります。
原因はスポーツなどでの足の使い過ぎや、関節配列の異常、筋肉の緊張などさまざまな事が考えられます。
今回の患者さんは仕事で毎日、一万三千歩以上歩くそうです。
二週間ほど前より歩いている時や仕事が終わった後などに痛みが出始め、整形外科で痛み止めの薬とシップをもらい様子をみていました。それでも痛みがとれず当院に来院されました。
電気治療と灸治療、筋緊張の強い筋肉や足裏のアーチに問題があると考え治療を行いました。
一週間後には歩いている時や、仕事が終わった後の痛みはほとんど気にならなくなりました。
外脛骨の痛みは原因が分からずに見過ごされる事があります。
赤い○の辺りに痛みがある方、有痛性外脛骨かもしれません。