電気治療・鍼灸治療・手技療法
1ヶ月で上を向けるようになり、3ヶ月で頭痛や首肩こりなどの天気病みもなくなり終了。
優先道路を走行中、一時停止をせずに右から来た車にぶつけられ、その勢いでコンクリートの壁に衝突し負傷された患者様です。
受傷直後から首と背中・腰が痛く、当日に整形外科を受診されて頸椎捻挫と腰椎捻挫の診断を受けています。
その後も整形外科へ毎日通院して電気治療を受けていたそうです。
腰の痛みは取れてきたのですが首の痛みが変わらない為、2週間後に当院に来院されました。
初検時には、次に上げるような症状がありました。
仕事には痛み止めを飲んで行っていますが、それでも常に痛みがあり早く良くしたいとの事でした。
まず、当院では電気治療とお灸・手技療法を一週間行いました。
少し痛みの程度は軽くなってきたそうですが、やはり上を向く動きが痛いようです。
今の痛みには鍼治療も効果が期待できる事を伝え、週に一回は鍼治療を行いました。
二回目の鍼治療の後には、「治療後調子が良くて、鍼の効果が実感できたと」と話してくれました。
そして治療後2日ほどは調子が良いので、痛み止めを飲む回数を減らしたそうです。
しかし、首の重さがでてきてしまい、加えて曇りや雨の天気で頭痛や首肩の痛みを感じるようになったそうです。
薬で症状を抑えていたところもあるので、今の痛みが本来の体の状態である事を伝え、薬を飲まなくても症状が出ない身体に戻していきましょうと伝えました。
1ヶ月が経ち、首の左回旋と顔を上に向ける動きは問題なくできるようになりましたが、上を向く際の痛みはまだあります。
一日一回飲んでいた痛み止めは、1ヶ月を過ぎた頃に止めています。
治療開始して2ヶ月が経った頃には上を向く際の痛みもなくなりました。
頭痛もなく過ごせる日が増えてきましたが、常に首肩の重さがあり雨が降るとより強くなるそうです。
しかし、2ヶ月と半分を過ぎた頃から首肩の重さや肩こりも軽減し、天気の変化でも影響を受けにくくなってきました。
それからしばらく様子を見ましたが調子が良く、事故の前と変わらない状態に戻り、当院に来院してから3ヶ月で終了となりました。
むち打ちの事故治療は、一般的に3ヶ月くらいが目安と言われていています。
今回の患者様はちょうど3ヶ月で回復され終了となりましたが、「痛みが残っているけど治療が終了になった」という話はよく聞きます。
しっかり完治させて終了にした方が良いのですが、その回復させる為の治療方法はどこも同じという訳ではありません。
当院では、病態の把握し治療方法を考え、少しでも早く改善するように施術を行っています。
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