電気治療と温熱療法、首肩周りのストレッチとマッサージ
治療開始10日で激しい痛みが軽減、3ヶ月で問題なく終了
旅行先で、信号待ちの停車中に後ろから追突され負傷されました。
事故はかなりの衝撃だったらしく乗っていた車は全損扱いになり、追突した車の前方は潰れてエアバックが出ていたそうです。
事故当日より首に痛みがあり、その日に整形外科を受診され頸椎捻挫の診断を受けました。
自宅に戻り、痛み止めを1日2回服用してシップを貼り様子をみていましたが、痛みが引かず事故後5日目に来院されました。
初検時には下記の症状がありました。
理学検査や症状から、事故の衝撃を受けたことで、脊髄から出てくる神経根という神経が圧迫されたことにより症状を起こしている事を伝えました。
施術翌日の来院時には、夜少し痛みが楽に寝ることが出来たと話してくれました。
毎日施術を行い、一週間後には首がだいぶ動かせるようになり、10日後には頭痛を感じることもなくひどい痛みが落ち着いてきました。
仕事が忙しく週に一回程しか来院できない時期もあり、自宅で出来る体操やストレッチなども教えて行ってもらいました。
なかなか左肩や背中の張りが取れずにいまいしたが、三ヶ月経った頃には仕事後の張りも感じなくなり終了となりました。
むち打ちと言っても、さまざまな症状や病態があります。
今回の初期症状の時期に、病態の把握をせずに痛む部位のマッサージなどを行っていたら症状は悪化していたでしょう。また、ネックカラー(首に巻いて固定する装具)は筋肉低下や回復が遅れる為、当院ではあまり使いません。
そのむち打ちの状態にあった施術を行うことで、早く改善が見込まれます。
交通事故についてはこちらをご覧ください